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2008年12月

2008年12月30日 (火)

決意

仕事になるわけもなく、ネットのスコア速報とにらめっこ。F5キーを押すたびに緊張が走った90分。シュート数はほぼ互角、いや、若干東京が押してるみたいだ!見えない映像を頭に描きながら心の中でチャントを歌う。

鈴達ゴールに飛び上がりそうになるのをこらえ、羽生OUT、フランサとリの登場に眉間に寄る皺。でも信じてた、チームを選手を監督を、そして現地の仲間たちを!


43分、無情に点灯する1−2…。何かの間違いじゃないか?ロスタイムにやってくれるはずだ…!


後半終了…信じられない。鳥取に仙台に、こんなに東京を追いかけたのに、知らないところで終わってしまうなんて、信じられないよ…。元旦国立ではしゃぐ自分をありありと想像できるのに、こんなカタチでシーズンが終わってしまったなんて、にわかに信じがたいじゃない!


ごめんね。何が足りなかったのかな。後押しかな。

そんなメールが届く。あやまらないで…みんなのせいなわけがない。行けなかったことが悔やまれる、ひしひしとのしかかる。


きっとね、ちょっとだけ何かが足りなかった、サッカーの神様がそう判断を下されたのだ…その何かは、こんな、苦い経験。。

リーグ6位、ナビスコ8位、そして天皇杯ベスト4。
城福東京初年度を来年以降のための積み上げ期とするならば、この悔しさは嬉しい誤算といえるかもしれない。きっと、きっと来年こそはやってくれる。そのために、また後押ししていけばいい…。


決勝のチケットは、誰かに譲ってしまおうと思った。けれど、やっぱり国立に行こうと今は思っている。悔しさを噛み締めるために。

そこから新しい年が、歓喜で終わる年がはじまると信じて。

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2008年12月23日 (火)

第88回天皇杯準々決勝 清水vsF東京(ユアスタ)

赤嶺がPKを蹴る瞬間、イヤな予感が脳裏をよぎったことはナイショですw。


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FC東京にはサンタクロースの帽子を被って応援する風習がある…という話を聞いてから、ぜひ一度やってみたい♪と思っており、楽しみにしていた仙台遠征。大願?成就し嬉々として乗り込んだユアスタですがーーー

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ゴール裏を埋める予想以上のサンタな方々に萌え萌えでした(笑)。
プレゼント=勝ち点「3」をちょうだいよ♪という意味なのでしょうか!?みんなかわいかったです。


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大切な大切な準々決勝のお相手、清水さんとは今季5度目の対戦。まさか一度も勝てないことはなかろう!と楽観視してはいましたがーーー

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本当に勝つことができて良かったです(笑)。

同点となるPKをGETしたプレーに象徴される鈴木タツヤの活躍には、ナオさえもウカウカしてられないゾ;と思ったかも!2得点して未だ不敗神話継続中の赤嶺、やればできる徳永、羽生も長友も久しぶり梶山も、みんな頑張っていましたね♪

何よりも、逆転した後の東京の、らしくない落ち着いた戦いっぷりwが素晴らしかったです!!

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ピッチに次々に投げ込まれたサンタ帽を拾って被る選手達もかわいかった♪約9000羽の折り鶴もかかえてくれていましたねっ。

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赤嶺のシャー!来年も見られるって信じてるよ!!

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そんなわけで勝ってきましたよ、奥さん!
こうなったら元旦国立、行くっきゃないですね!
まあ、毎年行ってるんですけど。
その前に、次はエコパで柏戦ですと!
29日って思いっきり平日なんですけどね!


・・・・行けないぢゃんorz

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12月20日(土) 第88回天皇杯準々決勝
清水 1 - 2 F東京 (13:00/ユアスタ/8,051人)
得点者:
25' 高木 和道(清水)、49' 赤嶺 真吾(F東京)、
50' 赤嶺 真吾(F東京)
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2008年12月20日 (土)

仙台遠征中♪

仙台遠征中♪


東京からメリークリスマス!!

牛たん食べ過ぎ注意でございます(笑)

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2008年12月 9日 (火)

2008 J1 第34節 千葉 vs F東京(フクアリ)


キッリカエロ!キッリカエロ!



デカすぎず小さすぎず、うまいこと声が反響する屋根付きのスタジアムは超満員。(芝以外は)素晴らしすぎるスタジアムに轟く黄色い大声援はどうやって聞いてもキリカエロ!にしか聞こえなかったのですが、どうやらYes,We ナンチャラ!と言っていたらしいですね?それはさておき、お天気も快晴!最高の舞台とはまさに今日、この場所を現す言葉のようで、(千葉にとって)残酷なことこの上ないわね(ニヤリ)…などと思いながら、友人が確保してくれていた2F一番前、ビジョン脇というこれまた素晴らしい席にて、喜作さんで購入した名物のソーセージを頂いた試合前。


やはり大人気♪喜作さん。
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周囲はいいにおいが充満…よだれがw
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タッパーを持って行くとオマケしてくれます♪
こちらは二人前、800円ナリ!

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持参したパンでホットドック♪大好評でしたw
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フクアリ劇場の切符。
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最高入場者数更新?とかとか?!
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デカっ!「残留」
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ウチも良い雰囲気♪
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お友達、発見♪w
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素晴らしい雰囲気の中、いよいよ試合スタート。なんだか押されてる?巻でヨカッタ!などというシーンの連続だった(気がする)割りにはCKからカボレが!ミドルで長友が!見事に得点し2点のリードを奪う。この、2点リードの時間が長かったことがモンダイだったのか…まさかその後に、安っぽい小説家が書いたドラマみたいな結末が待っていようとは……。


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個人的には、羽生さんが下がったときにアレ?っと思ったこと、そしてこの魔の時間帯に他会場の経過をチェックし、川崎のリードを知ってしまったことが悔やまれます。なんというか、勝利のために送り続けていた念力が若干削がれてしまったかのような…。


あれよあれよという間の2失点はアっと言う間すぎて正直、よく覚えていない。覚えているのは逆転弾となるPK。逆サイドのゴールに向って「入らない!入らない!」と念を送ったのに、『残留』のバカでかい文字の後ろあたりから、ものすごーーいパワーが湧いて押し寄せてきて、わたしの念が押し返されたように感じたこと…。



そして、逆転された。


けれど、まだ誰も諦めていなかった。わたしも諦めていなかった。声を張り上げて応援した。本当に、諦めたくなった。諦められなかった。けれど…。



終了のホイッスル。ビジョンに味スタが写る。もう、どうでもいいし…。優勝したかのように喜ぶ千葉の選手、関係者たち。ばっかみたい、たかが残留じゃん!あーあ、でも、そうだよね、、、そりゃ、嬉しいよね…たかが、じゃないんだろうね…でも、ヨソでやってくれ…、ああ、ここは千葉のホームだったっけ、、、みたいな、グダグダでした。


東京の選手が挨拶に来た。どんな結果になってもありがとうと言おうと約束したことを思い出し、弱々しく拍手。


その後は、、、、よく覚えていない。励ましあいながら、冗談言い合いながら、心ここにあらずだったかもしれない。500円払って乗った特急の車窓から見えた、夕焼け空にくっきりと浮かぶ富士山のシルエット、ずいぶん癒されました……。


でーーーーー。

正直、まだ、立ち直れていませんf(^^;)
でも、でも、まだ天皇杯がある、まだACLを狙える。そのことを、とてつもなく幸せに感じています。きっと、選手達もそうでしょう。一週間空くことですし、しっかりと切り替えて、この悔しさを糧に、重要な、大切な次戦をしっかりと準備して、良い状態で向かえて欲しいと思います…。


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12月6日(土) 2008 J1リーグ戦 第34節
千葉 4 - 2 F東京 (14:34/フクアリ/17,152人)
得点者:39' カボレ(F東京)、53' 長友佑都(F東京)、
74' 新居辰基(千葉)、77' 谷澤達也(千葉)、
80' レイナウド(千葉)、85' 谷澤達也(千葉)
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2008年12月 7日 (日)

キリカエロ

キリカエロ
オレーオレーオレー、オーレオレオラ♪からはじまって、ファンファーレにパフィのいい〜感じ♪、大一番にお馴染みのT・O・KYO!とゆう一連のメドレー、そして、オーレたちのーおおトウキョウー、さあ行こう、世界目指してー♪に繋げ、ウェーブも……

12時間前、あんなにはしゃいでいたのがウソみたいだ。。まさか、こんなに静かな夜を迎えることになろうとは…。


試合終了後、選手の挨拶のときには、ちょっと無理やりにでも、千葉の残留への執念に勝てなかったのだから仕方ない、仙台、仙台!なんて思おうとして、かなりできていたはずなのに、だんだんと現実が重くのしかかってきて落ち込んだり、また開き直って牛タン!に思いを馳せたり…、今はまた、悔しさがあふれてきて眠れない。。


寄せては帰す波のように、感情の波が、行ったり来たりしているよ。。


切り替えたい。切り替えないと、ね…。

あーあ、また最終節にメイクドラマしちゃったね……。

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2008年12月 1日 (月)

2008 J1 第33節 F東京 vs 新潟(味スタ)

『すいませんちょっと声が割れちゃいまして…今日は素晴らしい雰囲気を作ってもらって、選手も力をもらって、本当にありがとうございました。365日右肩上がりになり続ける、そして味スタを満員に、それを確認しあいながら1年間我々はやってきました。振り返ると、順風満帆じゃなかったです。3歩進んで2歩下がるときもあれば、3歩進んで4歩下がるときもありました。特に夏場は苦しかったです…苦しかった…。しかし、我々には、どんなときでも素晴らしいサッカーと向き合うベテランがいます。そして、毎試合学び続ける選手たちがいます。そして、スタジアムにはいつも応援してくれるファン、サポーターの方がいました。我々は今年、味スタを本当の意味で満員にすることはできませんでした。そして昨日の夕方、優勝という言葉を口にする権利をなくしました。ただし、ACL!元旦の国立!この旗印はまだ取れてない!!ぜひ、引き続き、我々チーム一丸となりますので皆さんのお力添えが欲しいと思います。今年一年、本当にどうもありがとうございましたっ!!』

素晴らしいお天気も昼間だけで、北風が強く冷え込んだ夕暮れのキックオフ。ホーム最終節にはあまり良い思い出がなく…。あらゆることへの不甲斐なさでいっぱいだった去年、ただただ目の前でレッズなんかの優勝を見たくなかった一昨年…。けど、今年は違いました。順位も目標もプレッシャーも何もかも!!

「俺たちのー、おおトウキョウー、さあ行こうー、世界目指してー♪」のチャントを初めて聞いたときは、ただひたすらこっ恥ずかしかったのだけれども(笑)、昨日は歌いながらじーんとしちゃいましたよf(^^;) 。やっとここまで来た…というか、なんとかさまになるところまで来れたかもしれない…って思って。もちろん、アジアを制したわけでもないし、ACL出場すら決めてない…そう考えると本当はまだまだ早いのかもしれない、けれど、確実に、その場所に近づいていることが嬉しくてたまらなくて!!

本当は緊張してました。そして、緊迫した試合になるだろうとも思っていました。けど、なんというか、こんなに晴れやかで前向きな気持ちでホーム最終戦を迎えるのって初めてかも?と思って、それってとってもシアワセなことなのかも?って思って。だから、そう、ナビスコ決勝の前に「T・O・KYO!!」をやったのを思い出して、今のありのままの現状を楽しもう、そう思ったんです。自分の気持ちに押しつぶされて、負けてしまわないように…。

試合。前半はあちらにペースを握られるも、とりスタのときほど押し込まれまくっていたわけでもなく、数回訪れたピンチは神戸戦の失点に責任を感じていたららしい塩田の、いつかを再現したかのようなファイン・セーブで命拾いしながらやり過ごし、後半に大竹スイッチでペースをつくると得点=不敗神話継続中の赤嶺ヘッドが炸裂し、1-0で勝利!!

冒頭に貼った試合終了後にあいさつする城福監督、本当にかっこよかった!!この一年、確かにいいときばかりじゃなかった。信じてたけど結果が出なくて凹んだ時期があった。けれど、ぶれることのない信念を持って選手たちを引っ張り、目指す方向を示し続け導き続けたからこそ、終盤の追い上げがあり今の東京があるのだと、そう思う。まだ最終節、そして天皇杯が残っている。けれど、どんな結果が待っていようと城福監督に伝えたいです。

こちらこそ、ありがとう!!

と…。

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11月30日(日) 2008 J1リーグ戦 第33節
F東京 1 - 0 新潟 (16:04/味スタ/35,172人)
得点者:83' 赤嶺真吾(F東京)
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